唯一の新幹線新駅、外観公開 24年春開業 福井〔地域〕
2024年春に延伸予定の北陸新幹線金沢―敦賀間で唯一の新駅となる越前たけふ駅(福井県越前市)に駅名標が取り付けられ、18日に外観が公開された。新駅舎の外観が公開されるのは、今月上旬の福井駅に次いで2駅目。 越前たけふ駅は延伸開業駅の中では唯一在来線駅と離れた場所に造られた。デザインイメージは「コウノトリが飛翔する未来への道標となる駅」。外観は越前市が保全を進めるコウノトリを、白と黒のパネルでイメージした。内装には越前和紙を活用した落ち着いた色調の照明を設置する予定。 同駅は20年11月、建築工事に着手。建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構によれば22年夏ごろ完了する予定で、残る小松駅、加賀温泉駅、芦原温泉駅、敦賀駅も順次、外観が明らかになるという。